デジタル怪奇現象– category –
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デジタル怪奇現象
消えたチャット履歴
深夜、彼に長いメッセージを送った。既読がつかないから、酔いに任せてどんどん書き足した。送信ボタンを押した覚えはある。でも朝になってスマホを開くと、画面に残っていたのは「未送信」のラベルだけ。不思議に思って「消えたチャット履歴」を探す暇も... -
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午前0時の既読 → 既読をつけた相手が事故死している
毎晩、午前0時になるとスマホのチャットに「既読」が立つ。翌朝、その「既読」をつけたやつが事故で死んでる──最初はそう思ってた。俺のスクリーンショットのフォルダには、既読だけを撮った画像がずらり並んでる。証拠に残すって言ったらカッコいいけど、... -
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廃墟で聞いたあの声 → 幼なじみの声が実は録音だった
フック:廃校の階段で聞いた声が、僕の一番守りたかったものだったなんて、最後まで信じられなかった。 梅雨明け直後の夕方、校庭はまだ湿気をため込んでた。体育館裏の階段に立つと、古いコンクリの匂いとカビの混ざった空気がまとわりつく。ポケットの中... -
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タグ付けされた顔
タグ付けされた顔 あの日以降、私の顔は何度もタグ付けされた。スマホの通知音ではなく、触れられる紙片や小声の呼び名で──それは、私がどうしても答えられなかった質問の音だった。 祭壇の明かりは柔らかくて、誰かが私の頬に指を置くたびに冷たさが波紋... -
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届いた未来の手紙
最後のDMが来たのは深夜3時だった。通知履歴にだけ、冷たい青い時間が残ってる。差出人は自分のアカウント名。本文は誰にも話してない幼いころの呼び名と「今日だけは来るな」って短い一文。画面越しに息を吐くと、いつもの駅前カフェの朝の匂いが脳裏に浮... -
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インスタの青い空
フック:インスタの写真だけ空がやたら青い。現実は曇ってるのに、そこだけ春みたいなんだ。 1. 「またそのフィルター?」ってアイコが笑いながら言った。曇りがちな東京の午後、駅前のカフェで友達との集合写真を撮ったんだ。写真を見せ合って、誰かが「... -
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黒で消えた日記帳
フック:タイムラインのすべてが「黒く塗られて」いた。消したはずの夜が、塗りの向きでこっちを指してくる。 俺が久しぶりにスマホを開くと、タイムラインが全部黒かった。コメントも写真も、埋め込み画像のサムネイルまで四角く真っ黒。友達の「全部黒い... -
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0時1分の電話
0時1分の電話 「来たよ、0時1分の電話が」と画面が囁いた。表示は鮮やかに「発信元:廃止された公衆電話」。俺はその文字をなぞるように見つめ、息を吐いた。誰だって心臓が止まりそうになるだろう。だって、あの電話はもう街から消えたはずなんだから。 ... -
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逆再生のボイスメモ
(HOOK)深夜、イヤホンをつけたままスマホを弄ってたら、逆再生のボイスメモが勝手に流れ始めた。最初は雑音だと思ったんだ。だけど次の瞬間、「今日、死ぬよ」と聞こえた気がしたんだ。 布団の中で目を見開いて、もう一度再生した。普段は寝ぼけ声の断片... -
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消えた配信アーカイブ 生配信中に映ったものが削除された
タイトル: 消えた配信アーカイブ 生配信中に映ったものが削除された フック(HOOK)=深夜の雑談で「誰か」が映った瞬間、チャットが青ざめる。配信者はアーカイブを消した。だけど残ったスクショと古いファイル名が、本当に起きたことの輪郭を少しだけ覗...