SNS– tag –
-
デジタル怪奇現象
タグ付けされた顔
タグ付けされた顔 あの日以降、私の顔は何度もタグ付けされた。スマホの通知音ではなく、触れられる紙片や小声の呼び名で──それは、私がどうしても答えられなかった質問の音だった。 祭壇の明かりは柔らかくて、誰かが私の頬に指を置くたびに冷たさが波紋... -
デジタル怪奇現象
既読が増える夜 → グループに誰もいないのに既読が増える
既読が増える夜 → グループに誰もいないのに既読が増える 夜になると、誰もいないはずのグループの既読が一つずつ増えていく。画面には「メンバーがいません」って出てるのに、深夜二時前後になると既読数だけが増えていくんだ。最初はアプリのバグだと思... -
デジタル怪奇現象
プロフ視線症候群
プロフ視線症候群 「寝る前の10分」がいつものルーティンだった。暗い部屋でスマホを開いて、ロック画面のままSNSを流し見る。深夜の電車で見かける連中、夜のコンビニ前で見た顔、全部――プロフ画像の視線がこっちを向いている。最初は笑った。「なんだこ... -
デジタル怪奇現象
未読が既読になる瞬間
未読が既読になる瞬間 フック:未読が既読になる瞬間って、誰も触れていないスマホが反応したときにだけ起きるんだよね――その音を聞いたこと、ある? 深夜、寝返りを打ったらスマホがロック画面で震えてた。画面を見もしないうちに、いつの間にか「既読」... -
デジタル怪奇現象
消されたフレンド
消されたフレンド HOOK:深夜のゲーム通知が、君の「存在」を一つずつ削ぎ落としていく――見てはいけないフレンド申請が来た。 深夜のことだ。布団の端でスマホを握ったまま、ゲームを落としかけていたら、通知欄に見慣れないフレ申請が来てた。「存在しな... -
デジタル怪奇現象
非公開アカウントの漏洩 → 鍵垢の投稿が外部で拡散
フック:鍵垢の内緒話が外で勝手に広まって、誰もが「ハッキングだ」と言った。でも、僕はずっと自分のポケットの中を疑わなかった──それが、いちばんまずかった。 深夜、ベッドの中で短い投稿を一つ投げた。いつものように「消えたらいいのに」とか「忘れ...
1