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デジタル怪奇現象

黒で消えた日記帳
フック:タイムラインのすべてが「黒く塗られて」いた。消したはずの夜が、塗りの向きでこっちを指してくる。 俺が久しぶりにスマホを開くと、タイムラインが全部黒かった。コメントも写真も、埋め込み画像のサムネイルまで四角く真っ黒。友達の「全部黒い... -
デジタル怪奇現象

0時1分の電話
0時1分の電話 「来たよ、0時1分の電話が」と画面が囁いた。表示は鮮やかに「発信元:廃止された公衆電話」。俺はその文字をなぞるように見つめ、息を吐いた。誰だって心臓が止まりそうになるだろう。だって、あの電話はもう街から消えたはずなんだから。 ... -
デジタル怪奇現象

消えた配信アーカイブ 生配信中に映ったものが削除された
タイトル: 消えた配信アーカイブ 生配信中に映ったものが削除された フック(HOOK)=深夜の雑談で「誰か」が映った瞬間、チャットが青ざめる。配信者はアーカイブを消した。だけど残ったスクショと古いファイル名が、本当に起きたことの輪郭を少しだけ覗... -
デジタル怪奇現象

逆再生のボイスメモ
(HOOK)深夜、イヤホンをつけたままスマホを弄ってたら、逆再生のボイスメモが勝手に流れ始めた。最初は雑音だと思ったんだ。だけど次の瞬間、「今日、死ぬよ」と聞こえた気がしたんだ。 布団の中で目を見開いて、もう一度再生した。普段は寝ぼけ声の断片... -
デジタル怪奇現象

ホーム画面の彼女 → 壁紙の人物が少しずつ変化している
HOOK:深夜、いつもの癖でホーム画面を覗いたら、彼女の口元が昨日と違っていた。そんな小さな違和感が、俺を殺していった──。 深夜のワンルームでスマホを暗いままスワイプする。別れたあいつの写真をホーム画面にしておくのが、いつもの“自分ルール”だっ... -
デジタル怪奇現象

ログイン通知 自分のアカウントに亡き友人がアクセス
夜中にスマホが震えた。画面に短い一行、「ログイン通知:自分のアカウントに亡き友人がアクセス」。差出人欄には、あいつの名前。笑っちゃいそうなほど変な気持ちで、俺はいつもの癖で通知をはじいた。朝まで見ない。朝の通知を無視する癖は、もう長い。... -
デジタル怪奇現象

路地裏のライブ配信
(フック) スマホの画面に、誰かがゆっくりと歩く影だけが映っていた。配信者は何度も「映ってる」と囁き、コメント欄は「今すぐ見に行け」で埋まっていった。深夜0時過ぎ、俺は好奇心で路地裏へ向かった。 1 画面はザラついてて、左上に小さな時刻表示が... -
心霊・超常現象

後ろにいるはずの誰か
フック(HOOK): ねえ、今の写真見て。背中に誰かいるの、わかるかな――って、そう言った自分が震えてたんだ。 1 昼下がりの古い喫茶店。いつもの窓際に座って、スマホの前面カメラで自撮りをした。ディスプレイ越しに見える自分の後ろに、薄く人の輪郭が... -
デジタル怪奇現象

無名のエアドロップ
(HOOK)深夜、スマホから来た見知らぬ通知で目が覚めた。送信者が空欄のエアドロップ、添付は俺の枕元の写真――それを見た瞬間、部屋の空気が少しズレた気がしたんだ。 スマホはいつもテーブルに裏返して置く。画面を見られたくないクセで、母さんには「几... -
デジタル怪奇現象

共有アルバムの1枚 → 他人が知らない自分の寝顔写真
フック:共有アルバムで、自分が寝ているはずの写真を見つけた──それは誰も知らないはずの姿で、しかも深夜3時のタイムスタンプが付いていた。 夜明け前、スマホをスクロールしていたら共有アルバムの1枚が目に入った。サムネだけでもう嫌な気持ちになった...